Distilleries

  • A Tradition in Evolution

    焼酎の故郷、九州。この島への焼酎蔵の集積は世界に類を見ない規模で、ウイスキーの銘醸地として知られるスコットランドに匹敵する面積に、彼の地の蒸留所を超える数の蔵が存在しています。
    九州における焼酎造りは多様性に溢れ、地域によってそれぞれ特有なスタイルと歴史を持っています。
    The SG Shochuを生み出す3つの酒造はすべてこの九州にあり、米・芋・麦それぞれの銘柄の名産地に位置しています。

    TAKAHASHI
    SHUZO

    高橋酒造 - 熊本県人吉市

    創業 1900年

    減圧蒸留の先駆者

    1970年代に高橋酒造が確立した減圧蒸留の技術は、それまでの焼酎の世界を一変させました。
    焼酎の長い歴史の中で初めて、人々はその中に眠っていた繊細で変化に富む香り、そして軽快な飲みやすさを体験したのです。
    そして、それまで重厚でクセの強いものとされていた米焼酎の世界に新しいスタンダードを確立し、現在に至る米焼酎のトレンドを築き上げました。

    TAKAHASHI
    SHUZO

    球磨焼酎の新しい表現

    球磨焼酎は、熊本県の人吉球磨地方で作られた焼酎に対してのみ認められるGI - 地理的表示です。
    地域の清冽な水とそれが育む良質な米に支えられ、500年以上の歴史を築いてきた球磨焼酎。この伝統を最も現代的に表現したのがThe SG Shochu KOMEです。

    SATSUMA
    SHUZO

    薩摩酒造 - 鹿児島県枕崎市

    創業 1936年

    新鮮さへのこだわり

    収穫したてのさつまいもの新鮮さに忠実であること、それが薩摩酒造の根幹をなす哲学です。
    地元の農家と長い年月培ってきた密接な協力関係によって、さつまいもは各仕込みの直前に収穫され届けられます。
    この新鮮さへのこだわりは、何十年にも渡って薩摩酒造の焼酎を特徴付けてきた、骨太で一途なスタイルに反映されています。

    SATSUMA
    SHUZO

    最南端の地理文化

    本土の最南端に位置する鹿児島県は、文化的にも地理的にもユニークな地域です。
    本州からの距離はこの地域独自の文化を育み、海の道は異国の文明をいち早く伝来させてきました。
    また、桜島という活火山は、鹿児島の象徴というだけでなく、実際にさつまいもの生産へ適した土壌を作り出しています。

    SANWA
    SHURUI

    三和酒類 - 大分県宇佐市

    創業 1958年

    品質を究める

    三和酒類ほど厳格な品質基準と、それを達成し続ける能力を持つ蒸留所は、世界でも稀といえるでしょう。
    その細部にまでわたるこだわりは、言うまでもなくThe SG Shochu MUGIの完璧なバランスと一貫性に表れています。

    SANWA
    SHURUI

    科学が支える職人性

    三和酒類は、醸造・蒸留における科学的なアプローチに注力し、その知識・ノウハウの蓄積と応用において、日本の焼酎業界のフロントランナーであるといえます。
    その技術的知識、経験、そして実験的精神が調和して、三和酒類は他に比べるもののない精緻さをもって、伝統を超えた進化を焼酎の世界にもたらしています。